今月のリプライ社様の新作は、「ポケット・ハンマー」　メーカー初の沈むプラグです。
トップウォーターをプロデュースするリプライ様だけあって、相変わらずファニーな
デザインですが、その実体はシンキング・ペンシルなのです。
ペンシルの面白さはなんといっても自分で操作する事。水面からボトムまで自在に操る楽しさを
知れば、その守備範囲は膨大なものになり得ます。水面で反転していた「もう少し」な魚も
コチラから接近することが出来ます。

日中はとても2月とは思えない陽気に誘われて夕方には、大型のヒゲナガが出ています。
水中から浮上したこの虫は水面を滑るように走り、やがて飛び立ちますが、フラットな水面では
その引き波が目立つので良く魚に狙われます。
見えていなくても薄暗くなるタイミングで派手な水柱と音が知らせてくれます。定番はトップウォータープラグ。表層直下のスプーンの反応にもドキドキさせてくれると思います。

 

昨年秋にもやってみたアマゴの燻製。数尾でもまとまったのでやってみたところ、

秋のものより乾燥が進んで美味しく仕上がりました。骨は炙って日本酒へダイブ。

余すことなく頂けました。

アマゴはリリースすると神経質な性格上、フライを見ても食おうと悩んでいるうちにニジマスが

先に食っちゃうようで、リリースせずにキープするくらいじゃないと、燻製の素材として

集まらないのがよーく分かりました。美味しい素材ですので今後はそういった方針で

鬼にならなければなりません。

明日は定休日です。ご了承下さい。

初夏のようなお天気となりお昼には20度に。魚はいつもと違う状況を察知してか日陰の
魚のほうが活性が高かったように感じました。
休み明けは再びいつもの冬になりそうですので、魚の顔色を見ながら組み立てて頂ければと
思います。いずれにしても乱高下する気温の状況で魚の好みはコロコロ変わります。

 

こんな魚が渓流で釣れたら踊っちゃうね。間違いなく。誰か見てないかな・・って見回すのは
「釣り人アルアル」でしょうか。けっこうなアマゴですが、相変わらずの「泣き尺」。現在の放流モノに含まれていますので狙って釣った一匹です。
小さなユスリカが捕食対象のようで、ライズはしていても虫が見えない状況なので、ミッジピューパを少し沈めるとニジマスが次々食ってしまいます。贅沢にもニジマスには食わせずにピックアップ。
こういった魚の進行方向にフライを入れるハンティング的な釣り方ですので、湖のドライフライの練習にはうってつけです。お昼頃にはコカゲロウも見えますので14番程度のサイズもご用意下さい。

マラブーやヤーンなど様々な素材で楽しめるようになった管釣りのルアーですが、この度
発足したメーカー「ディア・スキナー」正に鹿を使ったルアーを送り出して頂きました。コチラ
釣り人側に鹿の皮が見える設計になっていますので、サイトはもちろん水を含んで重量が増す
素材のため飛距離を維持しつつ沈みにくいといった相反する特徴を兼ね備えています。
飛んで沈みにくいとなれば巻きでの釣果も出ます。単なる落ちもの系ルアーでは扱いきれない
初心者の方にも楽しんで頂ける様にとの思いの込められたルアーです。

15時現在、予報されていた雪や雨は無く、路面は通常通りです。念のため各交通機関を
確認のうえお出かけ下さい。明日は三連休の中日です。放流多めでお待ちしております。

あいにくのお天気で始まりそうな三連休。雪の予報も出ていますが、おそらくは雨かと・・・
スーパーボランティアのおばたさんが静岡県を徒歩で横断中の最中「雨に感謝。」雨が無ければ
作物は出来ませんから。と全ての事、物に感謝する姿勢に大変感銘を受けたわけですが、
冬の雨に釣り人は弱腰であります。
雨に感謝しながら釣りに向き合えるほどワタクシもデキタ者ではありませんが、雨の中に来て
いただいたお客様に感謝を忘れずに放流させていただきます。
ローライトで人が少ないコンディションなら、良い釣りが出来ると思います。

一年間釣りをしていると釣果が出ないのが2月のような気がします。海や釣りが可能な淡水に
しても全体的に一番水温が下がり低活性になるのかもしれません。
その分一発大物的な釣果も記憶にありますので、ついつい夢を追って海で撃沈するのです。
狙う釣り人が少ないから故の、大物狙いのくせして決まって「管釣りならね・・・」と弱い心の本音が口をついて出てしまいます。
今度の休みこそはすそので遊ぼう！と思いながら自然界の釣りに後ろ髪を引かれるのです。

ぽかぽか陽気で4月上旬の気温だったとかで、お客様も着ていた上着をどんどん脱いでしのいで
いました。南風が強めに吹いていましたので、サイト的な釣り方や軽量のスプーンも思うように
動かせず・・・すそのではその2つが使えないと結構なストレスになりますが、ブラインドでの
落ちモノ系や水に入って風の影響を受けにくいフロロ系ラインでプラグ系を巻いる方はコンスタントな釣果を出していました。
いつもPEにリーダーちょっとの私のタックルでは歯が立たないような条件もありますので、
いくつかのラインセッティングやルアーバリエーションが必要になってきます。

先週から入り始めた大きめなブラウン。これは５４センチですのでぱっと見た感じの太さは
赤身と遜色ありません。今週も引き続きブラウンも入ってきています。
ミノー系のアングラー様はフローティングからシンキングまで手広く用意して狙ってください。
またボトムダート系プラグも有効のようです。

レンタルロッドでルアーを体験される方に必ず伺う、「リールのハンドルは右か左のどちらにしますか？」右利きが多いので、多くは「右で」と返ってきます。
「右で投げる方はそのままも持ち替えずに左で巻く方が楽ですよ」とお伝えしても変わらず
右の方も多くいます。
必ずそうしなければいけない訳ではありません。私も子供の頃は右投げ右巻きで覚えた
ものですが、途中左巻きに矯正した経緯があります。
おかげで両方とも出来るようにはなりましたが、利き手の右でロッドを持ったほうがナンボも
自由が効く事やファイトしやすかったりメリットは多く感じます。
意図的に右手ロッドに仕組もうと「ロッドはどっちで持ちますか？」と質問を変えたら「・・・・」
悩みだしちゃうお客さんもいる始末。遊びの世界に「余計なお世話」をしていたようです。