夕 マズメ時に水面を滑りながらパタパタと飛び回る大きめな水生昆虫が、このヒゲナガ。
トビケラの親玉サイズで、人によっては蛾と勘違いして嫌がる方も少なくない虫ですが
フライマン的には夕方のトップスターであります。
虫の種類によって、水面に出てくる形態が違います。トビケラは体にガス(気泡)をまとい水面に
出た瞬間から岸を目指して飛び出し、魚は逃げられないように慌ててライズするので、
水面が割れるようなスプラッシュライズになります。小型のトップウォータープラグを
スケーティングさせても反応が面白い事もあります。日並みによって差はありますが、これからの季節の夕マズメに派手なライズが見えたら、蛾だと思わず水面の釣りもお楽しみください。